旅立ち

きょう一人の青年が、ジャンプ教室を尋ねてきました。「就職で広島を離れるので、挨拶に来ました」とのこと。

彼がジャンプ教室を利用していたのは、小学生の時。中学校に進学してからは、いつしか来なくなりました。

本人がどう感じていたかは分かりませんが、私から見て、決して「楽しそう」ではなかったので、「どうしているのかな」と気にはしていましたが、会うことはありませんでした。 

プログラミングに興味を持っていたので、彼がジャンプ教室に来たときは、そんな話をよくしました。「こんなゲームを作ったので、やってみる?」といって、自作の簡単なゲームを披露してくれたこともあります。

それはさておき、「久しぶり」「元気だった」と言葉を交わした後、どんな仕事なの」と聞くと「プログラマー」と答えました。「えーっ。好きなことを続けていたんだね。初志貫徹したね。すごいね、」と私が伝えると、うれしはずかしという表情で「えぇ、まぁ」との返事。

その後も、「あの頃はとんがっていたねぇー」「恥ずかしいからやめてください」などと話した後、彼が「県外に出るので、いろんな人に挨拶をしなければと考えたとき、ふとジャンプ教室が浮かんだんです」と話してくれました。「ありがとう。それは、うれしいねぇー」と彼にお礼を伝えました。

高校卒業後、情報系の専門学校で学び、いい縁に恵まれて、就職が決まったそうです。

最後に「最初のお給料で、お母さんに何か買ってあげてね。」「慣れるまでしんどいけど、頑張ってね」「栄養あるものを食べて、元気に過ごしてね」なとよけいなおせっかいをひとしきり伝えた後、記念撮影、ライン交換をして別れました。

彼を見送った後、「とってもいい時を過ごすことができた」としみじみと余韻に浸りました。

2025.3.18

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